こんにちは、ロンです。バイク歴も4年目に入り、ソロもマスツーもそれなりにこなしてきましたが、ここ数年で「これは買ってよかった!」と心から思えるアイテムがバイクインカムです。
ただ、正直に言うと私は最初のインカム選びでけっこう失敗しています。「安いやつでいいや」と適当に選んだ結果、ペアリングが切れまくる、相手の声が聞こえない、バッテリーが半日で死ぬ…と散々でした。今回はそんな実体験も交えながら、初心者でも失敗しないインカムの選び方と、定番3ブランド(デイトナ・B+COM・SENA)の違いをじっくり解説していきます。
そもそもバイクインカムって本当に必要?

私がVストローム250に乗り始めた頃は、ナビはスマホをタンクバッグに入れて画面で確認するスタイルでした。でも、これが意外と危ない。信号待ちのたびにチラ見して、ルートを間違えて高速で大回り…なんてこともよくありました。
インカムを導入してからは、ナビの音声案内が耳元で聞こえるので視線を落とさず安全に走れるようになりました。さらに、マスツーリングでの仲間との会話も別世界。「次のコンビニで休憩しようか」「あの景色やばくない?」みたいな何気ない会話ができるだけで、ツーリングの楽しさが2倍にも3倍にもなります。
ソロ派の人でも、音楽を聴いたり電話に出たりと使い道はたくさんあります。北海道をVストロームで一人旅したとき、長時間の直線でお気に入りのプレイリストを流しながら走れたのは本当に至福でした。
買って気づくインカムの「落とし穴」

ここからは私や友人ライダーが実際にハマった「落とし穴」を紹介します。スペック表だけ見て選ぶと、けっこうな確率でやらかします。
①Bluetooth接続がブチブチ切れる問題
初めて買った格安インカムでは、高速に乗ると風切り音とノイズで会話どころじゃなかったんです。さらに50mも離れると音声がブツ切れ。安いものはBluetoothのバージョンが古い・アンテナ性能が弱いことが多く、これがそのまま接続安定性に響きます。
②他社製インカムとペアリングできない
これは本当によくある悲劇。友人ライダーと「今度マスツー行こう!」となったとき、私はSENA、相手はB+COMで、繋がるには繋がるけど機能制限があって面倒だった…なんてことがありました。同じブランドで揃えるのが理想ですが、現実はそうもいかない。「ユニバーサルインターコム」対応モデルかどうかを事前にチェックしておくのが鉄則です。
③バッテリーが半日しかもたない
朝7時に出発して、お昼の時点でバッテリー残量30%…これ、本当にあった話です。連続通話時間が10時間以下のモデルは、丸一日のロングツーリングだと厳しい。最低でも連続通話12時間以上を目安に選びましょう。
④ヘルメットへの取り付けで詰む
私のメグロK3で使っているジェットヘルは、形状的にクランプ式が取り付けにくく、結局両面テープ式に切り替えました。フルフェイス・ジェット・システムヘルメットそれぞれで相性があるので、自分のヘルメット形状に合うか確認しておくと安心です。
初心者が押さえるべきインカム選びの5つのポイント

失敗を踏まえた上で、私が今インカムを選ぶならここを見ます。
- 通信距離:マスツーするなら最低800m以上、できれば1.4km以上
- 同時接続人数:2人会話で十分なのか、4人以上で繋ぎたいのか
- 連続通話時間:12時間以上が安心
- 音質・ノイズキャンセル:高速走行時の風切り音対策があるか
- 他社互換性:ユニバーサルインターコム対応か
このうち、初心者がまず重視すべきは「通信距離」と「他社互換性」だと私は思います。ツーリング仲間ができてから「あ、繋がらない…」となるのが一番つらいので。
定番3ブランド徹底比較|デイトナ・B+COM・SENA

日本のライダーが選ぶインカムは、おおよそこの3ブランドに集約されます。それぞれの特徴を実体験ベースで解説します。
デイトナ DT-E1|初心者の最有力候補
デイトナのDT-E1は、私が周囲のバイク仲間に「最初の1台」として一番すすめているモデルです。理由はシンプルで、価格と性能のバランスが圧倒的に良いから。2万円前後でありながら、最大4台接続・通信距離も十分で、操作ボタンも大きくてグローブをしたまま扱いやすい。
友人の一人がこれを使っていますが、箱根のワインディングを一緒に走っているときも音声がクリアで途切れず、「最初からこれにしておけばよかった」と私自身が思ったくらいです。
B+COM|日本ライダー人気No.1の王道
B+COM(ビーコム)はサインハウスが手掛ける日本ブランドで、ツーリング先で一番見かけるインカムと言っても過言ではありません。私が四国ツーリングをしたとき、宿で隣り合わせた4人組のグループも全員B+COMで揃えていました。
最大の魅力は音質の良さと安定性。特に高速走行時のクリアさは別格で、いわゆる「会話が成立する」レベルが高い。さらに国内サポートが手厚く、故障時の対応も安心です。価格はやや高めですが、長く使うことを考えるとコスパは悪くありません。
SENA|メッシュ通信で大人数ツーリング向き
SENAは海外発のブランドで、特徴はメッシュ通信(Mesh Intercom)。これは複数人で繋ぐときに自動で最適なルートを選んで通信してくれる仕組みで、6人以上の大人数ツーリングでも安定して会話できます。
機能面ではトップクラスですが、その分メニューが多くて初心者には設定が少し難しい印象。アプリ操作に抵抗がない人や、大人数で走るクラブに所属している人には最高の選択肢だと思います。
結局どれを選べばいい?タイプ別おすすめ

ここまで色々書きましたが、迷ったらこう選べばOKです。
- 初めての1台・コスパ重視 → デイトナ DT-E1
- 音質重視・長く使いたい → B+COM
- 大人数マスツー・最新機能好き → SENA
私自身、最初は格安インカムで失敗しましたが、結局買い直すことになって余計な出費になりました。正直、最初からこの3ブランドのどれかを選んでおけば、それだけで失敗はほぼ防げます。
まとめ|インカムでツーリングが何倍も楽しくなる

バイクインカムは、一度使うと「なんで今まで使ってなかったんだろう」と本気で思うアイテムです。ナビ音声で迷子にならない、仲間と笑い合いながら走れる、音楽でテンションが上がる。これだけでツーリングの満足度がガラッと変わります。
私のメグロK3で先日、奥多摩を友人と走ったときも、トンネル抜けた瞬間の絶景を「やばっ!」って同時に叫べたのは、インカムがあったからこそ。あの瞬間の感動はソロでは味わえません。
次の週末ツーリングまでに、ぜひ自分に合った1台を見つけてみてください。きっとバイクライフが一段階レベルアップしますよ。それでは、安全運転で良いバイクライフを!


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