こんにちは、ロンです。朝晩の空気にひんやりした感触が混じり始めて、そろそろ本格的な秋ツーリングシーズンですね。私も今週末は箱根の様子を見に行こうと計画中で、装備の見直しをしているところです。
この時期になると、SNSやコメント欄で「そろそろヘルメット買い替えたいんですが、どれ選べばいいですか?」という質問がぐっと増えます。確かにヘルメットって種類も価格帯もバラバラで、初めて選ぶときは本当に迷いますよね。私もVストローム250に乗り始めた頃、量販店で1時間くらい売り場をウロウロして店員さんに苦笑いされた記憶があります。
今回は、ヘルメットの種類ごとのメリデメ、絶対にチェックすべき安全規格、予算別のおすすめまで、私の失敗も交えながらまとめていきます。秋の紅葉ツーリングまでにベストな一つを見つけましょう。
ヘルメットの種類と特徴:まずは形から選ぶ

ヘルメットは大きく分けて「フルフェイス」「システム」「ジェット」「ハーフ」の4種類。私自身、Vストローム250時代はフルフェイス、今のメグロK3ではジェットを使い分けていて、それぞれ性格が全然違うことを実感しています。
フルフェイス:安全性重視ならこれ一択
顔全体を覆うタイプで、防御力・静粛性・防風性すべてトップクラス。北海道ツーリングでVストローム250に乗っていたとき、道東で急に強い横風と虫の大群に襲われたことがあったんですが、フルフェイスに助けられました。あれがジェットだったら口の中が大惨事になっていたと思います。
- メリット:安全性最高、高速でも疲れにくい、防寒性能も高い
- デメリット:夏場は蒸れる、着脱がやや面倒、圧迫感がある
- 向いている人:高速道路・長距離ツーリングが多い人、安全性最優先の人
システムヘルメット:便利さと安全性の両立
チンガード(顎の部分)が上に跳ね上がる構造で、休憩時にそのまま飲み物を飲んだり、コンビニで会話したりできる便利さが魅力。ただ構造が複雑なぶん重量は増えます。私の友人ライダーで、道の駅巡りが好きな人はほぼ全員システム派ですね。
ジェットヘルメット:クラシック系との相性抜群
顎の部分が開いているタイプ。私が今メグロK3で被っているのがまさにこのタイプです。クラシックバイクにはやっぱりジェットが似合うんですよ。視界が広く、開放感があって、下道メインの近場ツーリング(奥多摩や房総半島)だと最高に気持ちいい。
ただ、正直に言うと転倒時の顎への衝撃リスクはフルフェイスより明らかに高いです。私は峠を攻める乗り方はしないので割り切っていますが、そこは理解した上で選ぶべきポイントですね。
ハーフヘルメット:正直おすすめしません
いわゆる半キャップ。原付での近所の買い物ならまだしも、ツーリングで使うのはやめておきましょう。125cc超のバイクだと安全基準を満たさない製品も多く、事故時のダメージも段違いです。この記事を読んでいる時点で、たぶん選択肢から外れると思います。
安全規格の見方:PSCマークは絶対条件

ヘルメット選びで一番重要なのが安全規格。ここを見落として「デザインだけで選んで爆音マフラー並みの騒音になった」というケースをネットでよく見ます。最低限、以下の規格は覚えておきましょう。
PSCマーク(必須)
日本の法律で定められた安全基準。これが無いヘルメットは公道での使用が認められません。125cc以下用と、それを超える排気量用で基準が異なるので、大型バイクに乗る方は「125ccを超える二輪車用」のPSCマークを必ず確認してください。
JIS規格(日本工業規格)
JIS1種は原付用、JIS2種は自動二輪用。PSCマークとセットで付いていることが多いです。国内メーカー品ならほぼ確実に取得しています。
SNELL規格(最高峰)
アメリカの民間団体スネル記念財団が定める、非常に厳しい試験基準。5年ごとに規格が更新され、レース用ヘルメットの多くがこれを取得しています。SNELL取得モデルは価格が上がりますが、安全性は文句なしです。
ECE規格(ヨーロッパ基準)
ヨーロッパの統一安全基準で、現在の最新版はECE 22.06。回転衝撃試験など、より実際の事故を想定した試験が加わりました。海外ブランドを選ぶときはこの表記もチェックしてみてください。
正直、国内で普通に売られている大手メーカー品を選べば、規格面で心配することはほぼありません。私が過去にネット通販の激安ヘルメットを買おうとしたとき、規格が怪しくて結局やめたことがあります。安物買いの銭失いになりかねないので、ここはケチらないほうがいいです。
予算別おすすめヘルメット:秋ツーリングに間に合わせよう

ここからは実際の製品を予算別に紹介していきます。9月〜10月の紅葉ツーリング本番に向けて、8月下旬〜9月上旬に注文しておくと安心です。人気モデルは秋シーズン直前になると在庫が薄くなる傾向があるので、早めに動くのがコツですね。
エントリー〜ミドル:OGKカブト カムイ3
国内メーカーOGKカブトの人気フルフェイスモデル。3〜4万円台という価格帯ながら、インナーバイザー装備、ピンロックシート対応、開閉式ベンチレーションと機能が充実しています。私の周りでも「初めてのちゃんとしたヘルメット」として選んでいる人が多い印象です。
- メリット:コスパ抜群、インナーバイザーが便利、頭の形が日本人向き
- デメリット:ハイエンドと比べると静粛性で一歩譲る、重量はやや重め
- 向いている人:はじめてフルフェイスを買う人、コスパ重視の人
ハイエンド:SHOEI Z-8
言わずと知れたSHOEIのスポーツフルフェイス。6〜7万円台と高価ですが、圧倒的な静粛性、軽さ、フィット感で「一度使うと戻れない」と評されるモデルです。私は所有していませんが、友人がZ-8に買い替えたときに「風切り音が半分になった」と本気で驚いていました。長距離ツーリングでの疲労軽減効果は絶大らしいです。
- メリット:静粛性・軽量性・フィット感すべて最高クラス、リセールバリューも高い
- デメリット:価格が高い、人気カラーは品薄になりやすい
- 向いている人:高速道路や長距離ツーリングが多い人、装備に投資できる人
オフロード・アドベンチャー向け:アライ VZ-RAM
正確にはVZ-RAMはジェットタイプで、レース由来のシェル形状を持つ本格モデル。アライ独自の帽体設計で「滑らせて衝撃を逃す」思想が徹底されており、安全性への評価は業界でもトップクラスです。クラシック系のバイクにも似合うデザインで、私もメグロK3の次の候補として気になっている一つです。
- メリット:アライの安全思想が詰まった設計、視界が広く軽快
- デメリット:ジェットゆえの弱点(顎の保護なし)はある、価格は高め
- 向いている人:クラシック・ネオクラシック系バイクに乗る人、開放感重視の人
失敗しないための試着チェックポイント

ヘルメットは絶対に試着してから買うのがベスト、と言いたいところですが、地方だと大型店が遠かったりしますよね。ネットで買う場合も含めて、これだけは押さえておきたいポイントを挙げておきます。
- 頭のサイズを事前にメジャーで実測(額の上、眉の1〜2cm上あたりの周囲)
- 被って30秒経ってから、額・こめかみ・後頭部に痛点が出ないかチェック
- 顎ひもを締めた状態で首を左右に振ってもズレないか
- 頬のパッドはややきつめが正解(走行中に緩んでくるため)
- メーカーごとに頭の形(丸型・楕円型)が違うので、自分の頭に合うブランドを見つける
私は最初の頃、緩めのほうが快適だと思ってワンサイズ大きめを買ってしまい、高速走行時に風でヘルメットが浮いて怖い思いをしました。ちょっときついかな?くらいが実は正解です。
まとめ:秋ツーリング前に、自分に合った一つを

ヘルメットは命を預ける装備なので、迷ったら安全性の高いほうを選んでほしい、というのが私の本音です。特にこれから朝晩の気温差が20度近くにもなる季節、疲労が判断力を鈍らせやすい長距離ツーリングが増えます。良いヘルメットは疲労軽減にも直結するので、投資する価値は十分あると思います。
初めての一つならOGKカブト カムイ3、長距離重視ならSHOEI Z-8、クラシック系ならアライVZ-RAM。予算と用途に合わせて、ぜひ秋のベストパートナーを見つけてください。紅葉のワインディングを、快適で安全な装備で走り抜ける気持ちよさは格別ですよ。それでは、良いツーリングを!

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