こんにちは、ロンです。朝晩の空気にほんの少し涼しさが混じり始めて、そろそろ秋のツーリング計画を立て始める頃でしょうか。日中はまだ半袖でいけるのに、峠の朝は気温差20度近くなる季節がもうすぐやってきます。
私は神奈川在住で、Vストローム250時代からメグロK3の今まで、関東圏の紅葉スポットは毎年欠かさず走ってきました。今日は「日帰りできる」を軸に、実際に走ってよかった関東の紅葉ツーリングルートを5つ紹介します。見頃時期や混雑回避のコツも、私が失敗しながら学んだリアルな情報でお届けしますね。
紅葉ツーリングで押さえておきたい基本

ルート紹介の前に、私が何度も痛い目に遭って学んだ「秋ツーリングの基本」を先に共有させてください。これを知っておくかどうかで、当日の快適さがまるで違います。
気温差20度を舐めてはいけない
10月下旬〜11月中旬、平地では日中20度前後でも、標高1,000mを超える峠では朝5〜7度なんてザラです。私は最初の秋ツーリングで、メッシュジャケット1枚で奥多摩に突っ込んで、周遊道路の頂上付近で震えが止まらなくなりました。以来、秋は必ずインナーダウン+ウインドプルーフのミドル+3シーズンジャケットのレイヤリングで走っています。
見頃を狙うなら「1週間ズレ」を覚悟する
紅葉の見頃はその年の気温で1〜2週間平気でズレます。SNSで「今週末見頃!」の情報を追いかけるのが一番確実。私はTwitter(現X)で「箱根 紅葉」「奥多摩 紅葉」を出発前日に検索するのがルーティンです。
①箱根|大観山〜芦ノ湖スカイライン(見頃:11月中旬〜下旬)

神奈川ライダーの定番中の定番。私も年に3〜4回は走ります。ターンパイクを駆け上がって大観山のテラスから見る富士山と紅葉の組み合わせは、何度見ても声が出ます。芦ノ湖スカイラインに抜けると、稜線沿いに色づいたブナやカエデが延々と続くゴールデンコースです。
混雑回避のコツ:週末なら朝6時までに大観山着が理想。8時を過ぎると小田原厚木道路から渋滞が始まり、大観山の駐車場も四輪で埋まります。私は5時起き→東名→ターンパイクで走ることが多いです。
②伊豆スカイライン|天城越え(見頃:11月中旬〜12月上旬)

箱根と組み合わせやすいのが伊豆スカイライン。熱海峠から天城高原まで約40kmの稜線コースは、両サイドに紅葉が広がる区間が多くて本当に贅沢です。天城越えまで足を伸ばせば、河津七滝あたりの渓谷紅葉も楽しめます。
メグロK3で走ると、あのゆったりした鼓動と伊豆スカイラインの緩やかなカーブが本当に気持ちいい。飛ばす道じゃなくて「味わう道」なんですよね。
注意点:有料道路なのでETCは使えず現金精算。小銭は準備しておきましょう。私は一度、財布を宿に忘れて青ざめました。
③奥多摩周遊道路(見頃:11月上旬〜中旬)

関東紅葉ツーリングの王様。都民の森〜風張峠のワインディングは、両側から覆いかぶさるような紅葉のトンネルが圧巻です。私が初めて「バイクで紅葉って最高だな」と本気で思ったのはここでした。
この区間は特に映像映えするので、私はInsta360 X4を必ずマウントしていきます。360度で撮っておけば、後編集で「トンネルを抜ける瞬間の色づき」を自由な視点で切り出せるんですよね。VストロームでもメグロK3でも、ヘルメットマウントで撮った紅葉のトンネル映像は毎年の宝物です。
ちなみにX4の弱点も正直に書いておくと、バッテリーの持ちがそこまで長くない(実走で60〜80分程度)ので、予備バッテリーは必須。あと、寒さでバッテリー消費が加速するので、秋冬は特に注意です。「動画より写真派」「編集はしない」という人にはオーバースペックかもしれないので、そういう方はGoProのシンプル運用の方が向いていると思います。
混雑回避のコツ:奥多摩周遊は日曜7時開通。開通と同時に入るのが一番。10時を過ぎると檜原村ルートも渋滞します。
④秩父〜正丸峠〜定峰峠(見頃:11月中旬〜下旬)

神奈川からだと少し距離があるけど、圏央道を使えば日帰り全然余裕。秩父エリアは奥多摩より少し遅めに紅葉が進むので、奥多摩を逃した週の代替候補として覚えておくと便利です。
特におすすめは中津川渓谷。三峯神社まで登る道中の紅葉も素晴らしくて、神社の駐車場から見下ろす谷の彩りは息を呑みます。帰りにわらじカツ丼で締めるのが私の定番ルート。
⑤山梨・西沢渓谷〜雁坂みち(見頃:11月上旬〜中旬)

神奈川発の日帰りとしてはやや遠征寄り(片道180kmくらい)ですが、雁坂トンネルを抜けて秩父と山梨を繋ぐルートは秋ツーリングの隠れ名コース。西沢渓谷入口の駐車場にバイクを停めて、少し歩いて渓谷の紅葉を眺めるのが最高です。
私はこのルート、Vストローム250時代に何度も走りました。250でも一日楽しめる距離感で、林道要素はないので初心者にも優しい。ただ標高が高い区間があるので、防寒装備はしっかり。
失敗談から学んだ、紅葉ツーリング3つの掟

- 落ち葉は路面凍結より怖い:濡れた落ち葉は本当に滑ります。私は箱根の下りで一度ヒヤッとしました。カーブ前は必ず減速。
- 日没が早い:11月は16時半には薄暗くなります。逆算して昼過ぎには帰路につく計画を。
- 朝の峠は霜が降りる:11月後半、大観山の朝一は路面が湿っていることがあります。無理して早朝一番乗りするより、少し陽が上がってからが安全。
まとめ|今年の秋、どこを走りますか?

関東の紅葉ツーリングは、11月の3〜4週末に集中します。天気とタイミング次第で見られる景色が変わるからこそ、事前にルートを何本か候補にしておくのが賢いやり方。今回紹介した5ルートを組み合わせれば、シーズン中に飽きることはまずないはずです。
あとは装備の準備を早めに。特にグリップヒーターやインナー類は10月に入ると品薄になるものも多いので、今のうちにチェックしておくと安心です。今年の秋も、皆さんが安全に、美しい紅葉に出会えることを祈っています。走ってきたらぜひ感想を教えてくださいね。それではまた、峠のどこかで。

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