こんにちは、ロンです。神奈川でメグロK3に乗っているバイク歴4年目のライダーです。今日はバイク乗りなら避けて通れない「保険」の話をしようと思います。
私がVストローム250を買ったとき、正直に言うと「自賠責に入ってるから大丈夫でしょ」と任意保険を後回しにしかけました。でも納車前にバイク屋の店長から「ロンさん、絶対に任意も入っといて。後悔する人を何人も見てきたから」と真顔で言われて、慌てて加入したんです。今振り返ると、あの一言は本当にありがたかった。
この記事では、自賠責と任意保険の違い、補償内容、そして私が実際に契約するときに悩んだポイントまで、初心者の方に向けてわかりやすくまとめていきます。
自賠責保険ってそもそも何?強制保険の基本

自賠責保険、正式には「自動車損害賠償責任保険」といって、これは法律で加入が義務付けられている強制保険です。バイクを公道で走らせるなら、絶対に入っていないといけません。未加入で走ると1年以下の懲役または50万円以下の罰金、さらに違反点数6点で一発免停です。
私もメグロK3の車検のときに、自賠責の更新を一緒にやってもらいました。費用は排気量や契約期間によって変わりますが、ざっくり目安としてはこんな感じです。
- 原付(125cc以下):12ヶ月で約7,000円前後
- 軽二輪(126〜250cc):12ヶ月で約7,100円前後
- 小型二輪(250cc超):12ヶ月で約7,500円前後
※2024年4月以降の改定後の目安。複数年契約だと割安になります。
自賠責で補償されるのは「対人賠償」だけ
ここが超重要なポイントです。自賠責保険でカバーされるのは、事故の相手(人)への補償だけ。しかも上限額が決まっています。
- 死亡:最高3,000万円
- 後遺障害:最高4,000万円
- 傷害:最高120万円
「3,000万円もあれば十分でしょ」と思うかもしれませんが、実際の交通事故では賠償額が数億円になるケースも珍しくありません。さらに、相手の車やガードレールを壊しても自賠責は1円も払ってくれない。自分が怪我しても自分のバイクが壊れても、自賠責はノータッチです。
任意保険が必要な理由:自賠責の「穴」を埋める

自賠責だけだと、こんな状況で全く役に立ちません。
- 相手の車をぶつけて修理代100万円請求された → 自賠責はゼロ
- 自分が転倒して骨折、入院費用がかかった → 自賠責はゼロ
- 愛車が大破した → 自賠責はゼロ
- 賠償額が3,000万円を超えた → 超過分は自腹
これを埋めるのが任意保険です。私の友人ライダーで、以前ツーリング中に四輪と接触事故を起こした人がいました。幸い大事には至らなかったんですが、相手の車のドアを大きく凹ませてしまって、修理代と代車費用で結局60万円超え。彼は任意保険に入っていたので自己負担ゼロで済みましたが、「入ってなかったら破産してたわ」と青ざめていました。
任意保険の4つの基本補償を整理しよう

任意保険は中身が複雑そうに見えますが、基本は4つの補償の組み合わせです。私がVストローム250で初めて契約したときも、ここを理解するのに時間がかかりました。
①対人賠償保険
事故で他人を死傷させてしまった場合の補償。自賠責の上限を超えた分をカバーします。絶対に「無制限」を選んでください。月数百円の差で安心が全然違います。私もメグロK3も無制限で契約しています。
②対物賠償保険
他人の車、家、ガードレールなど「モノ」を壊したときの補償。これも無制限推奨です。高級車に追突したら数千万円コースもあり得ます。先日、首都高でフェラーリの隣を走ったとき、正直「これにぶつけたら人生終わるな…」と冷や汗をかきました。
③人身傷害・搭乗者傷害保険
自分や同乗者が怪我をしたときの補償です。バイクは生身なので、四輪と比べて圧倒的に怪我のリスクが高い。私も初心者時代、奥多摩で立ちゴケして膝を強打したことがあります。あれが走行中だったらと思うとゾッとします。人身傷害は3,000万円〜無制限で付けておくと安心です。
④車両保険
自分のバイクが壊れたときの補償。実はバイクの車両保険は引き受けてくれる保険会社が非常に少ないのが現実です。あっても保険料がかなり高くなる。私のメグロK3も車両保険は断念して、その分メンテナンス費用に回しています。判断が難しいところですが、新車で高額車両なら検討の価値ありです。
任意保険の費用相場と安く抑えるコツ

任意保険の保険料は、年齢・等級・排気量・補償内容で大きく変わります。私の体感ベースですが、参考までに。
- 20代前半・新規6等級:年間8〜15万円
- 30代・10等級前後:年間4〜7万円
- 40代以上・20等級:年間2〜4万円
節約のコツとしては、ファミリーバイク特約(125cc以下のみ)の活用、ネット型保険の検討、複数社の見積もり比較が王道です。私はVストローム時代に代理店型、今はネット型に切り替えて年間2万円ほど安くなりました。
保険+αで備える「事故予防」と「証拠保全」

保険はあくまで「事故が起きたあと」の備えです。でも実際に事故になると、過失割合の交渉でかなり揉めるケースが多い。特にバイクは「四輪側の主張が通りやすい」と言われがちで、私の周りでも「自分は悪くないのに過失7:3にされた」とぼやくライダーが何人もいます。
そこで効いてくるのがバイク用ドライブレコーダー。映像という客観的な証拠があれば、保険会社との交渉が驚くほどスムーズになります。バイク用としては「ミツバサンコーワ EDR-21G」が定番モデルとして人気で、前後2カメラ・GPS搭載・防水と必要十分なスペック。バイク用品店のスタッフさんに聞いても「とりあえずこれ選んどけば間違いない」と言われる一台です。
正直に言うと、私自身はまだ本格的なバイク用ドラレコを導入していなくて、Insta360 X4をマウントして簡易ドラレコ代わりに使っているのが現状です。ただ、Insta360は映像はキレイなものの、毎回録画ボタンを押す手間や常時録画への向き不向きを考えると、専用品が欲しいなと真剣に検討中。次のメンテのタイミングで導入しようと思っています。
ドラレコが向いている人・向いていない人
- 向いている人:通勤通学で毎日乗る、ロングツーリングが多い、もらい事故が心配
- 向いていない人:年に数回しか乗らない、配線作業が苦手で工賃まで考えると予算オーバーになる人
デメリットも正直に書くと、取り付けに1〜2万円の工賃がかかる場合が多く、本体と合わせると総額5〜7万円になることも。安い買い物ではないので、保険とセットで「自分にとっての必要度」を見極めてください。
まとめ:保険は「入って終わり」じゃなく定期的に見直そう

長くなりましたが、最後にポイントを整理します。
- 自賠責は強制保険だが補償は「対人のみ・上限あり」で完全に不十分
- 任意保険は対人・対物を「無制限」で付けるのが鉄則
- 人身傷害は3,000万円以上を推奨、車両保険は予算と相談
- ネット型と代理店型で見積もりを比較すれば年間数万円変わることも
- ドラレコなど「事故時の証拠」も合わせて備えると安心感が段違い
私自身、メグロK3に乗り換えるタイミングで保険を見直したら、補償を手厚くしたのに保険料は逆に下がりました。「なんとなく更新」を続けている方は、一度見積もり比較サイトで現在のプランを見直してみることを強くおすすめします。
安全運転が一番の保険であることは間違いないですが、それでも万が一はやってきます。お互い、しっかり備えて楽しいバイクライフを送りましょう。それではまた、次の記事で。ロンでした。

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