こんにちは、ロンです。神奈川でメグロK3に乗ってます。
今年の夏、正直言ってバイクに乗れる限界を超えてる日が続いてます。35度を平気で超える日中、走行風なんて熱風でしかない。信号待ちで頭がクラクラした瞬間、「もう気合いで乗るのは無理だ」と観念しました。
そこで今シーズン導入したのがこの2つ:
- RANVOO ペルチェ式ネッククーラー(首両サイド冷却プレート方式)
- アイスマンベストPRO 水冷ベスト(凍らせたペットボトルの水を循環させる方式)
Vストローム250時代に房総半島で熱中症寸前になり日陰にダイブした苦い記憶があるので、今年は道具の力を借りることにしました。この記事では 実際に真夏の神奈川〜箱根〜奥多摩を走った上での率直なレビュー、最新モデルの進化ポイント、そして次に狙ってる 空調パンツ候補 まで一気にまとめます。
そもそも夏バイクの何がヤバいのか
体感温度は「気温 + アスファルト輻射熱 + 装備の蒸れ」で構成されます。気温32度でも、信号待ちのバイクの体感温度は40度超えが普通。真夏のライダーは、走ってる時間より信号待ちで消耗します。
私が今シーズンたどり着いた対策は3層構造:
- 首を冷やす(頸動脈直冷、脳を守る)→ ネッククーラー
- 胴体を冷やす(体幹の熱を逃がす)→ 水冷ベスト
- 走行風を通す(蒸れ排出)→ メッシュジャケット
この3つが揃うと、体感温度が確実にマイナス5〜7度下がります。今日はそのうちの1と2について。
RANVOO ペルチェ式ネッククーラーの実力
私が使ってるのは旧モデル(AICE 初代系)。首の両サイドに冷却プレートが当たって、頸動脈をピンポイントで冷やす仕組みです。
使ってみた率直な感想
気温30度以下:これはガチで効きます。首の後ろがヒヤッとして、脳への血流が冷やされる感覚がある。ロングツーリングの疲労感が全然違う。
気温30〜33度:まだ効果を感じる。冷たさは弱くなるけど、「無いよりは全然マシ」レベル。
気温35度超え:正直、気休め程度です。冷却プレートの温度は下がってるはずなのに、周囲の熱が強すぎて体感が追いつかない。「涼しい」というより「不快感が減る」に近い感覚。
これから買う人へ強く伝えたい注意点:ネッククーラー単体で真夏バイクを乗り切ろうとしないこと。35度超えの日は、これに加えて水冷ベストか空調服が必須です。
最新モデルの進化ポイント
私の旧モデルから、最新の RANVOO シリーズはこう進化しています:
- 冷却面積が広くなった(首の両サイドだけでなく後頭部近くまでカバー)
- バッテリー容量アップ(旧は4時間程度 → 最新は6000mAhで実使用5〜6時間)
- AI電力管理:外気温を検知して自動でパワー調整、無駄食いを防ぐ
- アプリ連携:スマホからモード切替、温度指定が可能
- 冷暖2in1:冬はヒーターとして使える(バイク乗りにはこれ地味に便利)
「暑さ対策グッズは一度買ったら3年使う」派の私からすると、これから買うなら間違いなく最新モデルです。
アイスマンベストPRO 水冷ベスト|これは革命だった
こっちが本命の装備です。山真製鋸(Y’sGOD JAPAN) の水冷ベスト、型番 ICMP3-BLV-SET。仕組みはシンプルで、凍らせたペットボトルの冷水をポンプで循環させる方式。
走り出しから1時間半は「絶対王者」
これを着てバイクに乗った瞬間、正直笑いました。「え、これ夏じゃないやろ」と。背中と胸に冷たい水がぐるぐる回る。走行風で汗ばんでもすぐ引く。体幹が冷えるとバイクの姿勢制御が全然違う(疲労が全然たまらない、集中力が続く)。
ただし1.5時間の壁がある
これから買う人が知っておくべき最重要ポイント:凍らせたペットボトル1本で持つのは約1時間半です。それを超えると、水温が上がってきて「冷たい水」から「ぬるい水」に変わる。効果が急激に落ちます。
私の対策:
- 予備の凍らせペットボトルを1本ツーリングバッグに(保冷バッグ必須)
- 1時間半ごとにコンビニ休憩、店内で凍らせボトルを買う(冷凍ペットボトルコーナーがあるコンビニも増えました)
- これでほぼ無限に涼しさが持続する運用ができます
「あ、そろそろ効き目落ちてきたな」と思ったタイミングでコンビニに寄る、というルーティンが完全に確立できました。逆にコンビニ補給を忘れて田舎道の峠を走ってると詰みます、要注意。
最新モデル(ICMP4系)の進化
私の ICMP3 から、最新の ICMP4 シリーズはこう変わりました:
- ポンプ耐久性が向上(旧モデルは酷使すると2シーズンでポンプがへたる報告があった)
- 循環量アップで冷却効率がさらに向上
- バッテリー駆動時間が伸びた(旧6時間 → 最新8時間クラス)
- ファン機能内蔵の派生モデルも登場(水冷+送風のハイブリッド)
これから買うなら最新モデル一択です。
組み合わせるとさらに効く夏バイク装備
暑さ対策は「複合技」で効きます。ここからはネッククーラーと水冷ベストに組み合わせると相性がいい、定番アイテムを紹介します。
冷感インナー
肌に直接触れる部分の吸汗速乾は必須。コミネの冷感アンダーは値段の割に高性能というレビューが多い定番。ワークマンの「BODY VITALIZER 氷撃」も同等以上でコスパ抜群と評判です。
メッシュジャケット
真夏はメッシュ一択。RSタイチはプロテクター品質が抜群、コミネはコスパ王という評価。プロテクター規格CE Lv2を確認して選ぶのが安全面のポイントです。
冷却タオル(首元用)
信号待ち中に首に巻き直すと数秒で復活する。500〜1,500円で1シーズン使える神アイテムとして、夏バイク界隈では定番になっています。ネッククーラーの補助として持っておいて損はなし。
次に狙ってる装備:空調パンツ候補3選
今の装備で 足元だけが取り残されてるんですよね。上半身は水冷ベスト+ネッククーラーで死ぬほど涼しいのに、太ももとふくらはぎがサウナ状態。特にメグロK3みたいなクラシックバイクはエンジン熱がモロに来る。
そこで次に導入予定なのが 空調パンツ。ファンで足元に走行風を強制的に送り込むタイプ。まだ試してないので候補紹介ですが、私が今狙ってるのはこの3つ:
候補①:バートル AC1051 エアークラフト
作業服系ブランドの本気モデル。バートルは風量が段違いという評判で、ライダーの間でも人気上昇中。上下セットで揃えたい人向け。バッテリー・ファンとの組み合わせでシステム化して使えます。
候補②:サンエス 空調風神服 パンツ
老舗の安心感。耐久性が高くバッテリー品質が良いという定評。ちょっと高いけど「長く使う」派には最適解と言われてます。空調服の草分け的ブランド。
候補③:ジーベック 空調服 パンツ
コスパ重視ならこちら。作業服の定番ブランドで、シルエットが比較的スリムでライダーの体型にも合わせやすいと評判。バッテリーとファンをセットで揃えても総額を抑えやすい選択肢です。
購入したら別記事で本気の実走レビューします。まずは1万円台のモデルから試すつもりで、上下トータルコーディネートで一番冷えるパターンを検証していきます。
まとめ|夏バイクは「複合冷却」が正解
正直、単品の暑さ対策では真夏バイクは詰みます。私が今シーズンたどり着いた結論はこれ:
- ネッククーラー:★★★(35度以下)/常時装着、脳を守る主力
- 水冷ベスト:★★★★★/体幹冷却の絶対的エース、要ボトル補給運用
- 冷感インナー:★★★/ベースレイヤーとして必須
- メッシュジャケット:★★★/走行風での蒸れ排出
- 空調パンツ:未検証/今後の足元問題解決策
猛暑は年々ひどくなるので、「体を焼かずに走る」道具に投資する価値は絶対にあります。命の危険と背中合わせなので装備をケチるのはNG。特に水冷ベストは、買った瞬間から「なんで去年買わなかったんだろう」となります、マジで。
まずはネッククーラーから、次に水冷ベスト、余裕あれば空調パンツ。この順番で揃えていくのが現実的な予算感かなと。
安全に、気持ちよく、夏を走り切りましょう。

コメント